“創業昭和45年の歴史ある老舗工場”

LIDNMの服作りを支える日本の工場を訪ね、生産背景を紹介していくファクトリーズ。 今回はLIDNMのウールコートを縫製している岐阜の縫製工場を訪問しました。

“ 日本製ということが一つのブランドになることを目指して”

今回訪れた工場は昭和45年創業の歴史ある老舗工場です。 現在日本の衣料品は2%のみが国内生産で残りの98%が海外での縫製という現状でありますが、こちらの工場は“日本製が一つのブランドになる”という思いを強く持ち海外に進出せずに国内に留まり丁寧な服作りを行なっています。



“衣料ではなくファッションを”

こちらの工場は技術者の方に無理な労働をさせることなく”良いものを適正量だけ作り、それを大切に着て頂く”ということを方針として設けています。短時間の大量生産を避けることによりクオリティの高い縫製で服を作ることができ、量産型の”衣料”ではなく ”ファッション”としての服を縫うことができるのです。



200以上ある縫製工程を工場では各パーツごとに担当を分けているので、流れ作業で効率性を高めています。
また熟練の技と精密な機械が力を合わせることにより、それぞれの製品にブレがなく、より質の高い物を作り上げていくことができます。
技能実習生制度により海外の方も工場に受け入れ、社内で通訳を採用し熟練の技術者の方から技術を伝えてもらい、若手や技能実習生の育成にも力を入れています。その為、常に工場として高い技術力を維持することができています。


袖を綺麗に見せるためにも重要な袖ぐり線は、丁寧にアイロンで形を整え一枚一枚熟練の技術者が芯を貼り形を整えていきます。
縫製だけではなく、このようにアイロンで形を整えていくことで縫製後の見え方も変わっていきます。



服作りの最難関とも呼ばれる袖付け。
袖部分の周囲は、身頃の周囲より大きく作られており、縫い合わせたあと袖が身頃に対して前に出たり開いたりしないように 注意しながら縫い合わせる技術が必要となります。



縫製後の縫い代をアイロンがけします。こちらも時間をかけ丁寧に行うことで、 ピシッとした綺麗な服のラインを出すことができます。


昨今、繊維業では不当労働等が深刻な問題になっている中で、こちらの工場では高い技術で洋服を縫製する技術が維持できています。 なぜならこちらの工場ではホワイトでクリーンな労働環境を整えることで技術者が高いモチベーションで働くことが出来ているからです。
このようにクリーンな環境でなければ一着一着の洋服にかける時間も十分であるとは言えず、 しっかりとした休息をとらなくては高い技術力も発揮できず本当に上質な服は誕生しません。
日本のみならず世界で“日本製”が認められる為に、このように環境を整えることは必要不可欠であり日々こちらの工場では弛まぬ努力をしているのです。 最終的には自社に留まらず日本繊維業のホワイト化を目指しており発注金額の適正化、取引市場の適正化・健全化の為に多岐にわたる活動をしています。



このような健全な環境下で高い縫製技術を駆使し製作された 上質なウールコートがLIDNMのSuper110's BEAVER CHESTER COATです。





尾州の生地を使用したSuper110's BEAVER CHESTER COAT

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取材協力:株式会社アイエスジェイエンタープライズ